絵本のプレゼント
こんにちは、しおり保育園です。
11月も終わりに近づき、街はクリスマスムードになってきましたね🎅
私事ですが、先日たくさんのりんごが散りばめられた小さなクリスマスツリーを買いま
した🎄
さて、今日は保育園のことから少し外れて、書きたいと思います。
「クリスマスプレゼントに絵本なんてどうですか?」と、いう話です。
以前、お預かりしていたお子さまとそのご家族のお話です。
お子さまのプレゼントに本をプレゼントされるお母様がいらっしゃいました📚
本の種類は、絵本、図鑑、めいろ・・・その時によって様々でした。
その話を聞いた最初は、お子さまは2歳位だったと思います。
私はその時「おもちゃの方が喜ぶんじゃないのかな?」と正直思ったのですが、
プレゼントに本を用意したという話を聞く度に、どんどん本を贈ることの良さに気づ
くことができました。
子どもたちは、絵本や本をおもちゃとして遊ぶことができます。
1、2歳で意味(内容)や言葉が分からなくても「めくる」という動作が遊びになりま
す。絵本なら文字が読めなくても絵を見て楽しんだり、色を楽しんだりすることができ
ます。0歳でも紙に触れることで、指先に感触を楽しむことができます。
また、複数冊あればそこからその時気になったものを「選ぶ」ことができます。
これは立派な知育遊びでのひとつではないでしょうか。
また、絵本を読む時は大人と一緒に読み、大人の膝の上にお子さまを乗せたり、兄弟・
姉妹なら両脇にお子さまが寄り添ったりすると思いますが、それは親子で触れ合う時間
になります。
親子共通の話題にもなりますよね。
スマホやパソコンで動画やDVDを見せて子どもをあやすことも多い現代で、このような
時間は、親子にとって大切な時間だと思います。
などなど、少し挙げただけですが、絵本を贈ることの良さが伝わったら嬉しいです。
せっかくなので、筆者のおすすめを紹介します。
今回は、有名な作品ですこし大きな書店なら手に入りやすいものを3冊選びました。
超が付くほど有名なエリック=カールの『はらぺこあおむし』年齢の低い子どもにも、少し大きくなってから
も楽しめます。筆者は特に、CDブックで絵本の文章がそのまま歌詞になった歌があり、それが好きです。
『やさいさん』。少しシュールな絵も楽しいですが、この絵本では色々な野菜を知ることができます。
また、かくれんぼの要素も入っていて、「やさいさん やさいさん だあれ」と問いかけると「すっぽーん」
と、勢いよく土の中から“やさいさん”が飛び出します。このやりとりのくりかえしに子どもたちはハマってし
まいます。保育園では、この絵本を読み聞かせた後の給食では何故か野菜をきちんと食べる子が続出する魅惑
の絵本です。余談ですが、アパレルブランド「Design Tshirts Store graniph」では以前「やさいさん」の
Tシャツが販売されていました。
『へんしんトンネル』この絵本の面白さは言葉あそびです。例えば、かっぱが「かっぱ かっぱ・・・」と言
いながらトンネルをくぐると、いつのまにかそれが"ぱっか"に変わってしまい、馬に変身してトンネルと抜け
ていく…。そんなお話です。言葉や物の名前が分かり始めた子どもはもちろん、言葉がわからなくても、この
絵本を声に出して読むことで「かっぱ かっぱ…」のリズムに自然と体も動いてしまいます。へんしんシリー
ズは現在全部で16巻シリーズ化されています。全巻一気に揃えてもいいですし、1冊ずつ揃えたり、1冊だけ
選んだりするのも良いと思います。
最後に。今回紹介するきっかけになったお子さまは、現在小学生で、今は流行りのもの
だったり、自分が欲しいものをリクエストしたりしているようです。それもアリですよ
ね。
さて、今年のクリスマスは皆さんは子どもたちのプレゼントに何を選びますか?
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